テレビ番組『サタデープラス』でやっていた、熱中症対策と熱中症かもしれない時の応急処置方法。
酷暑日が当たり前のようになってしまっている今では、知識として本当に必要です。
テレビを見逃した方、メモをし損ねた方にもわかりやすく書いていきます。
まずは緊急優先となる、熱中症かもしれない時の応急処置方法!
その後、正しい熱中症対策もご紹介します。
もくじ
熱中症かもしれない時の応急処置
まずは意識確認が大切。
意識がない場合は即病院へ!
意識がある場合は応急処置をしてください。
日陰など涼しい場所へ
屋内ならクーラーの効いている部屋。
屋外なら風通しのいい日陰。
温度を下げるためにも、まずは熱から逃げる事を優先します。
その後に次の対策をしてください。
服をあけて体温の換気
体にこもった熱を逃がす事が大事です。
ボタンがある服なら胸元を開ける、パタパタと服をあおぐなどして、熱のこもった空気を逃がしてあげてください。
効率よく体を冷やすためには首の横
体をできるだけ冷やして体温を下げます。
①首の横
②脇の下
③足の付け根
①~③の順番で優先的に冷やしてください。
特に服を脱がす必要がない、首の横が最初です。
首の後ろと思う方も多いそうですが、後ろではなく横というのがポイント。
太い静脈を冷やす事が体温を下げる事が、体を冷やすために大切です。
脱水時の水分補給に最適なのはスポーツドリンク
脱水時にはスポーツドリンク!
水だと水分ばかり接種して、失われた塩分などが補給されず低ナトリウム血症になってしまいます。
経口補水液があればそれも有効です。
正しい熱中症対策
熱中症にならないためには、日常の対策が大事!
サタデープラスで紹介されていた、熱中症対策を一つずつ書いていきます。
日傘は低い位置で差す
自分に近づけて低い位置で差すと紫外線を防ぐことができます。
よく太陽の方に向けて差してしまいがちですが、日差しは隠せるけど紫外線は入ってきてしまいます。
できるだけ空から自分を隠す!と覚えておくと良いです。
熱中症対策の飲み物には牛乳が有効
スポーツドリンクはもちろんですが、牛乳はたんぱく質が多いので熱中症対策に有効です。
緑茶やコーヒーなどカフェインが入っている飲み物は、熱中症対策には逆効果!
お茶ならカフェインが入っていない麦茶が有効です。
水を飲むときの温度は5~15度
白湯よりも5~15度の水が水分補給には最適。
その温度の水だと水分の吸収速度が速いです。
まずは口に一度含んでから飲み込むと、口の中の温度も下がり良い飲み方です。
理想は1時間に100cc水分補給。
トータルで1日に1,5リットルをこまめに飲むようにしましょう。
ビールは飲んだ量以上に排出されてしまう
私も大好きなビール。
暑い夏にはぐいっと飲みたくなり、飲んだら水分を取った気になりますが、それは勘違い。
ビールは1リットル飲むと1,1リットル排出されてしまい、結局水分不足になってしまいます。
チェイサーなど水も補給しつつ飲むと水分不足を防ぐ事ができ、体にも優しいです。
汗はすぐに拭かずにそのまま放置するのが大切
汗をかいたらすぐに拭き取りたくなりますが、しばらく放置する事が大切です。
汗をかくことによって蒸発する気化熱で体温を下げてくれます。
とは言っても気持ちが悪いから放置するのもイヤですよね。
その時は濡れたタオルで拭くと良いです。
汗すっきりシートなども濡れているので有効です。
メイクをしている場合は「メイクの上からいっちゃってー!」というCMの拭き取りシートがおすすめ!
本当にメイクも落ちないし、しっとりとうるおってスッキリします。
ミストシャワーも体温を下げてくれる
最近、駅や観光地などでよく見かけるようになったミストシャワー。
細かい水分がぶわぁっと噴き出しているアレです。
ミストシャワーも体を濡らしつつ冷やしてくれるので、気化熱で体温を下げてくれます。
見つけたら積極的に当たりに行きましょう!
熱中症かもしれない時の応急処置方法と、熱中症の正しい対策をきちんと覚えておくことが大切
少し前は日射病というのもよく聞いていましたが、日射病は熱中症の中の一部だそうです。
猛暑日が当たり前、酷暑日もしょっちゅうな今の日本の夏。
熱中症かもしれないと思った時は即対策を!
そして熱中症にならないためには正しい対策を!
やりすぎるぐらいの対策をしていた方が良いと思っています。
私はつい節約という名のケチ心が出てきてしまいがちですが、この季節の水分は気にせずに買う事にしています。
家から持っていける量にも限界がありますからね・・・。
そして、今年はとうとうハンディ扇風機も購入しました!

しかもモバイルバッテリーにもなるすぐれもの!
弱で8時間ももつのですが、弱で充分な強さの風がきます。
アロマが好きな方はアロマ対応なので、風をあびながらリラックス効果も得られます♪
クリップフックもついているから、ベビーカーに取り付けることもできます。
しっかり正しい対策をして、無事に夏を乗り切りましょう~!