家計簿は手書きでつけています。
ルーズリーフに線を引いて、毎月作っています。
難しそうに聞こえますが、見開き2ページのみで毎月同じことを1回書くだけ。
買い物したあともレシートを見ながら書き込むだけで、簡単につけることができます。
難しいルールも不要!
実際につけている家計簿はこの記事に公開しています。
そんな私ですが、実は何度も家計簿を挫折してきました。
家計簿を何度も失敗してきてわかったことは、家計簿のつけ方をきちんと決めたら家計簿は続くということ。
続けるための家計簿のつけ方を知れば、必ず家計簿は続きます!
私が挫折してきてわかった、簡単に続けるための家計簿のつけ方をご紹介します。
もくじ
家計簿のつけ方をまず最初に決める

家計簿をつけよう!
そう決意しても、ちゃんとしたルールを決めていなかったらどうなるのでしょうか?
- 給料日が休みでずれたらどこで締めたらいいかわからない
- 家計簿の金額と残高が合わなくてストレスがたまる
- カード払いした分はどの月に入れるかわからない
- どの項目に書けばいいかわからない
- 項目が増えすぎてわけがわからなくなる
- 細かく頑張りすぎて面倒くさくなる
- レシートがたまりつけるのがイヤになる
- レシートがない支払いがわからないのがイヤ
こんなことを繰り返していくうちに、そのうち挫折してしまう。
そんな体験をした人もいるのではないでしょうか?
そこでまずは最初に明確な家計簿のつけ方を決めることが大事!
1つずつ解説していきます。
家計簿のつけ方は1日~月末にする
家計簿は1日スタートで月末締めでつけています。
給料日は人によってバラバラだと思います。
以前私は給料日で区切っていましたが、休日をはさむと前後にずれてしまったりして、ますますわからなくなってました・・・。
そんな何度も失敗した経験を経て、ようやく決めたことが
家計簿は1日~末日で区切る
ということ。
こうすることで、給料日に入金があったお金をすぐに振り分けたりする必要もなくなりました。
手書き家計簿の準備もゆっくりすることができます。
それに締め日が明確になっているため、純粋に1カ月分の支出も把握しやすくなります。
残高は合わせない

残高は合わせていません。
カード払いやネット通販など、何を現金で払ったのかなどわからなくなり、結果的に残高がわからなくなってました。
そうすると不明の1円を思い出すために必死になって計算しなおしたり、その日の行動を思い出そうとしたり。
そのうちそれが判明しないと続きの家計簿がつけられなくなり、たまってしまい挫折してしまう。
なので、残高を合わすのをスッパリとやめることにしました。
家計簿をつける目的。
それはその不明の1円をつきとめたいのじゃなくて、毎月の支出をつかむことだと気付いたからです。
こまかい部分にとらわれて、全体が見えなくなるのは意味がないです。
残高を合わすのをやめたことで、その月が終わったときに銀行の預金がプラスになっていれば良し、ぐらいの軽い気持ちでつけられるようになりました。
カード払い・電子マネーなど現金以外は使った当月に記入する
クレジットカード払いは引き落としが翌月になったり、締め日によっては翌々月になったり。
どこにつけたら良いのか悩みました。
そこで決めたのは、実際に使った月に記入すること。
引き落とし月は関係ありません。
実際に使った日を記入することで、純粋にその月に使った金額を把握することができます。
引き落とし月に記入するようにしてしまうと、今月の予算がないからとカードに頼ってしまい、結局翌月も苦しいということになります。
カード払いにしたレシートは必ず取っておききちんと計算をし、引き落とし口座に入金しておくようにしましょう。
レシートがない場合はメモするのも忘れずに。
クレジットカードを複数持っていた場合でも、引き落とし口座は1つにすることがおすすめ。
そうすることでその口座に入っているお金は使ってはいけないものだと、明確にわかりやすくなります。
また、月末にカード明細と照らし合わせてチェックするのも忘れずに。
そうすることで不正使用も気付くことができますし、自分が使った金額も把握できます。
流動費の項目をシンプルにする
項目をこまかく分けてしまうと、どの項目に書けばいいのかわからなくなります。
特に固定費以外の流動費!
そこでいっそ、流動費(日常的に使うお金)の項目を少なくシンプルにしてしまうのがオススメです。
- 食費
- 日用品費
- 娯楽費
- 交際費
- 特別費
まずはこれぐらいからスタートしてみて、物足りない・不要な項目を自分なりに決めていけば良いです。
食費と交際費の違いも明確にしておくと良い
私の場合ですが、人と会うために発生した食事代は交際費、それ以外は食費にしています。
1人での外食も食費です。
それは人によって考え方が違いますが、最初に自分で区切りのルールを決めておくと迷うことがなくなります。
家計簿をつける時には店名だけで良い

買い物した明細を1つずつ書き写していくのは大変です。
食料品などになるとすごい大量になる場合もあります。
細かいのをつけるのが好きな人は1つずつつければ良いですが、そもそもそれができる人は家計簿を挫折していないと思います。
そこで決めたことは、家計簿には店名だけ書くということ。
1つのレシートに食費と日用品が含まれている場合は、多い方にまとめてしまう。
もしくはざっくりと7:2とかで振り分けても良いと思います。
何度も書きますが、家計簿で重要なことは全体の収支を把握すること。
細かい項目をつけることができない私のようなタイプは、ざっくりでもつけられたらOK。
そのうち慣れてきたら自分で書き方を工夫していけば良いので、最初はつけることが大切です。
レシートを貯めてしまっていても、店名だけ書いていくようにしたらまとめてでもあっという間につけ終わります。
また、日付も順番にする必要もありません。
気になる人はまずレシートを日付順に並べていき、それを上からつけていけば良いです。
外出先でレシートのない場合は
外出でレシートの出ない支出はスマホにメモ。
細々したのは万が一つけ忘れても良いことにして、大雑把だけでもつけるようにしています。
カード払いや電子マネーの場合は、あとで明細を確認すれば付け忘れたことに気付くはず。
その時にあとから家計簿に書けば大丈夫です。
旅行の時は財布に入れる金額を決めていく

旅行や1日テーマパークなどで遊ぶ日。
そういう時はレシートのない支出も増えますし、楽しんでいるときにいちいちスマホにメモするのも面倒くさい。
そういう時は、あらかじめ使っても良い予算を計算して、その金額のみを財布に入れ、帰ってきたら財布の残高を差し引いて計算します。
例えば15,000円使いそうなら、少し多めの20,000円を財布に入れて旅行に出発。
帰ってきて残高3,000円なら差額の17,000円を家計簿に記入。
これなら細々したものも思い出すのに頑張る必要もなく、旅行中にせっせとメモとる必要もなし!
ただしこれは現金払いの場合のみ。
事前に払っているホテル代やカード払いの分はレシートや明細を見て、きちんと記入してくださいね。
家計簿のつけ方を決め、簡単にでも続けるように

最初のうちは残高が大きくずれてしまっても気にしない!
重要なのは続けていくこと。
続けるうちに慣れていき、だんだんとその差額も小さくなっていきます。
仕事でも勉強でも、なんでも最初は上手くできません。
いきなり難しいことに挑戦するのではなく、少しずつ慣れて出来るようになっていけば必ず結果は出ます。
家計簿のつけ方を決めるだけで、家計簿は簡単に楽しくなっていきます!
まずは3カ月、きちんと家計簿のつけ方を決めて続けてみましょう。